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『シン・ゴジラ』 [2016/09]

大ヒット中の映画『シン・ゴジラ』を観た。
kagaminotama.jpg
Tジョイ大泉。
お客さんは真面目な感じの
大人が多かった。

面白かった。

物語に感情移入するとか
俳優の演技に拍手を送るとかの
映画じゃなくて、
体験&体感する映画。
フィクションとリアルの間を行ったり来たり、
波打際に立って、
波がぶつかってきてちょっとよろけたり、
足元の砂が持って行かれるのを感じたり、
あれ? 
今どこに立ってたんだっけ俺?
いつからここにいるんだっけ?
いつまでここにいていいんだっけ?
みたいな気持ちを楽しむ映画。

観ていると、
海ほたるを渡って釣りに行きたくなったり、
鎌倉に住む大家さんを心配したり、
武蔵小杉が実家の義姉の笑い顔を思い出したり、
蒲田の羽根付き餃子が食べたくなったり、
新幹線に乗って大阪に行きたくなったり。

それは映画ならではの感覚だろう。
そういう意味では
映画らしい映画だなーと思った。


ゴジラは
いろんなもののメタファー、
「偶像」になっていて、
津波とか
原発とか、
戦争そのものとか、
人間の愚かさとか、
地球自体とか、
観ている俺の中でも
そのメタファーは
ゴジラと同じように
どんどん変化していく。

そして最後は、

「39度以上発熱して、
 苦しいくせに
 なおもクルマや電車のおもちゃで
 暴れながら遊び続ける2歳児」

という過去の記憶と重なっていた。

そういう意味で
俺の中では、ゴジラは
“未来”というものの
象徴になっていたのかもしれない。
で、それは
製作者たちのねらい通りだろうなと思う。


また、
『シン・ゴジラ』は
観る人によっていろんな角度やポイントで
うれしく感じる映画だと思うが、
個人的には
好きな映画監督の顔が見られたのがよかった。

『ゆきゆきて神軍』の原一男監督、
『鉄男』の塚本晋也監督、
写真だけだが、
『ダイナマイトどんどん』の岡本喜八監督の顔を見て、
それらの映画を観た当時の過去の思い出が
こっそり
スクリーンの片隅に映し出されていた。

それにやっぱり
第一作の『ゴジラ』も
また観たくなった。

俺はやっぱり
映画が好きなんだなーとちょっと思った。

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