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『シング・ストリート 未来のうた』 [2016/09]

映画『シング・ストリート 未来へのうた』を観た。
jingu201609.jpg
吉祥寺のオデオン。
ガラガラかと思っていたら、
少しずつお客さんが入ってきて、
4分の1は埋まっただろうか。

平日昼の吉祥寺にしては入っている。


80年代、アイルランドのダブリン。
不景気で父親が失職して、
おまけに両親の不仲が爆発して、
うちにお金がなくて
ヤンチャな高校生がいっぱいいる
ぐらんぐらんな高校に転校した
男子高校生が、
ひとめぼれした女の子を口説くため、
バンドを始めるお話。


デュラン・デュランの『RIO』の
MVがテレビで流れ出した頃だから、
日本でバンドブームが始まる
ちょっと前ぐらいの時代の物語かな。

驚くほど、面白かった。

主人公の高校生たちに
ハンパなく感情移入しまくり。
高校生時代を思い出したし、
ミュージックビデオを撮ろうかなー
などと思った20歳の頃も思い出した。

邦画で言えば
『リンダ・リンダ・リンダ』と
『桐島、部活やめるってよ』が
くっついたような設定。
雰囲気は全然違うけど。

メインテーマである
恋愛熱血青春音楽映画」
というストーリーの裏側に、
実は
「兄弟もの」
という裏テーマがあってね。

これ出されると、
涙出る出る。


お兄ちゃんがねえ、
もうね、
気持ちがよくわかるんだよね。

彼の生まれた年は、
俺と同じくらいなのかなー。


弟に音楽について
いろいろ教えてくれる兄。

優しい。

でも、
優しさの裏に抱いている
自分の悲しみと暴力的衝動がある。

いや、
悲しみと暴力的衝動を抱えてるからこそ、
優しいと言うべきだな。

兄というのは
そういう闇といつも対決してる。
そんで、
対決せざる運命自体には怒っていない。
闇を抱えたまま、
歩き出せない
自分自身に怒りを抱いている。


俺は
三人兄弟の真ん中で生まれ育ち、
男兄弟の子供たちと
今もいっしょに暮らしているせいか、
兄と弟、
どっちの気持ちにもドキドキゾクゾクしちゃって、
映画を観ながら
とにかく笑ったり泣いたり
ニヤニヤしたりした。

兄と弟の物語は永遠なのだ。

エンドロールの頭に
「すべての兄弟たちに捧ぐ」
と監督からメッセージがあるけど、
まあ、そういうことだな。


隣りの席で観ていたのは、
俺と同世代の母親とその娘らしき女子。

彼女たちにとっても
とても面白い映画だったのだろう。
映画が終わった後、
ソファーに座って
興奮気味に笑顔で話をしていた。


音楽と恋愛を愛する
永遠の女子たちにも捧げる映画。


ラストシーン
主人公の顔はびしょ濡れ。

この前、
台風の中をチャリンコで走ったことを
思い出した。

男子たちのその気持ちが
女子たちにも
届きますよーに。

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