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『家庭画報』2008年4月号 [2008/03]

2008年3月21日金曜日。
本日のニュース。世界フィギュアで浅田真央優勝。
最初のジャンプ、踏み切りの時に滑って転ぶ。初めて見た。びっくりした。
で、優勝。すごいねー。

いつか引退したら、ハリウッドの忍者映画に出てほしい。
ジャンプしてくるくる回転しながら相手を斬り倒す世界最強の女刺客、参上!
B級じゃなくて、007並みにお金かけてる映画で。

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『家庭画報』2008年4月号 世界文化社 1050円
◆特集「日本の銘菓を愛でる」
    「京都御所の桜」「桜守人・桜咲人」
    「フレンチの名店で昼膳を」

今日はついていた。
いつも待つことが少ない歯医者で40分待ち。
その間に夢中になってページをめくった。
まだまだ自分の番が来るなよーと思いながら。

買ったことはないけれど、歯医者や医者でよく手に取る雑誌。
なんというか、ゴージャスというか、写真にしても誌面構成にしてもとても贅沢で、
眺めていると日常の瑣末なあれこれから解放される気がする雑誌、
それが『家庭画報』である。俺にとって。

例えば今号、最初のグラビアのテーマは「虫」。
虫なのよ虫。いやいや別に珍しい種類とかじゃないのよ。
ただのチョウチョやてんとう虫の写真である。
まあ、見てもらわないとわからないんだがこれが最高に美しい一瞬を切り取っている。

続いて「桜」。
春はやっぱり京都で桜、なのだそうだ。
これがまた、巨大なしだれ桜を見開きでドドーンと見せてくれちゃったりして
「見事」なのである。見る事と書いて見事。
ふはー。桜見にどっか行きてーとため息を漏らしながら次をめくると
「桜守」と呼ばれる植木職人と
「桜」の品種改良の夢に生涯を費やしているおじいさんが
とんでもなくステキな笑顔をご披露。

そして和菓子。
花見だもん、和菓子。
これがこれがこれがこれがやっぱり「見事」の連続。

と思いきや、フレンチレストラン特集があり、
<マキシムドパリ>なんかを照れも臆面も気負いもなく紹介している。
と思ったら、井戸茶碗の名品らしき
「老僧」という茶碗を手に取るように隅々まで眺めさせてくれたり
「細川」で抹茶を立てたりしてくれている。

で、この雑誌、なんでこんなに気分を良くさせてくれるんだろう……
と考えてて思ったのが、
奥ゆかしさ、なんじゃないかなと。

ホント贅沢に誌面と写真を使って、
まるでそこにいるように、まるでそこで手で触れているように、
超リアルに臨場感たっぷりに桜や和菓子やなんかを見せてくれているんだけど、
そこには
「まあどんなに贅沢に誌面に載せても、実物にはかなわないんですが」
的なのんびりとした諦めというか、気持ちが感じられるのだ。
誌面だけで完結させない、読者をわかった気にさせないというメディアとしてのルール。
当たり前といえば当たり前だが、この姿勢がステキなのだ。

で、「ぜひお試しください!」的な押し付けがましさもない。
「いえね、こんな贅沢なもの、
なかなか実際には見たり食べたりできないかもしれませんが、
一生のうちに、どこかでチャンスはあるかもしれませんよ」
ぐらいのオススメ具合。

逆に言えば、掲載しているものの「見事さ」に自信があるからなのだろう。

なーんて思ってたら順番が来て呼ばれた。歯の治療も無事終わった。
後半は時間切れで読めなかったが、
まあファッション記事が多かったので、逆に読めなくてラッキーだったかも。
やっぱついてるよ。
チラッと眺めた寺島しのぶの着物の着こなしはいい感じでした。

一個気になったのは、冒頭、
泉麻人が「春の季語」についてコラムを書いているのだが、
(そのコラムの切り出し方も、見事に気合いが抜けていて楽しい)
泉麻人が昔、
『冗談画報』というテレビ番組の司会をしていたことを編集者は知っているのか?
それともそれを知っているからこそ依頼しているのか?
もしかしたら当時から泉麻人は『家庭画報』でコラムを書いていて、
だから『冗談画報』の司会をしていたのか?
ということが気になってはいますが、べつにその答えは知らなくていいや。


『BRUTUS』2008年3月15日号 [2008/03]

2008年3月18日火曜日。
昨日のニュース。円高止まらず。一時、1ドル95円に。株式も急落。
浦和レッズのオジェック監督、あっという間にクビ。気が早くなかったのね。
球団社長が提案した「監督と選手を仲良くするバーベキュー作戦」もやってほしかったが。
後任はエンゲルスコーチ。確か、京都かなんかの監督の時に
サポーターから「ハゲ」と言われて怒ってた人。

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『BRUTUS』2008年3月15日号 マガジンハウス発行 特別定価550円
◆特集「みんなの食堂」

最後にブルータスを買ったのは10年前くらい。
「ナポリピザ」特集で、そこに書いてあった作り方を真似して、
しばらくの間、しょっちゅうピザを作っては食っていた。
その作り方はいまだに忘れていない。

今回の特集は「食堂」。
有名人80人が、
自分にとっての“食堂”の定義と、
自分の好きな食堂&好きなメニューを紹介している。
『BRUTUS』というスタイル提案マガジンが持つ“おしゃれ気分”と、
<食堂>という単語が持つ“ほのぼの感”&“食欲刺激感”を
ミスマッチ的に融合させて、
まー普段は買わない読者の心もそそってやろうという作戦だろう。
まーそそれられたわけですね、俺は。

冒頭はTOKIOの城島クンと山口クンが登場。
続いて蒼井優も食堂でご飯を食べている。
TOKIOの長瀬クンや松岡クンでないところ、
同じ女優でも『Hanako』のように竹内結子ではないところが、
今回の特集の狙いとテーマ、
「おなかいっぱいになれば、誰でもみんなしあわせ」
をあからさまに顕している。
わかりやすくないと、雑誌は売れないのだ。

そして、紹介者が“食堂”と思うならどんな店舗でもかまわない。
いわゆる定食屋だけではなく、
エスニックやらイタリアンでも焼肉も“私の食堂”として載せられていく。
間口が広くないと、買ってくれる人が少ない。

というわけで、いろんな食堂のいろんなメニューを見ながら、
その食堂の紹介者の食べ物観=人生観を聞いていくわけだが、
読んでいるほうとすると自然に
「俺の好きな食堂ってどこだろう?」
「俺にとっての食堂って何だろう?」
てなことを考えている。
で、今まで行った食堂を思い出している。記憶と味を反芻している。

下連雀の<ホーム>でボトル一本600円のワイン飲みながらまた定食食べたいなー。
青森の浅虫温泉には「ラーメン&焼肉」の食堂があったなー。
函館の朝市の食堂は何食べたか覚えてないなー。
ストーンズがずっとかかってた<ニューバーグ>のまずいハンバーグもう一度食べたいなー。
長門駅前の食堂のラーメンは面白い塩味だったなー。
だんご汁を初めて食べたのは中津競馬場だったなー。
そういえば今吉祥寺には“食堂”って言うような食堂少ないよなー。

みたいな。

雑誌というのは結構高いもんだと思う。
例えば今回の550円、もしもお金がなくて、食べ物も好きなものを買えなくて、
腹が減ってしょうがない時期だったら、とてもとても手が出なかった値段だろう。
そういう時代、実際にあったし。ていうことを思い出したし。
これからもありそうだし。ていう気がしたし。

ただ、雑誌をめくりながら
頭の中に眠っている記憶やら感覚やらを再現できるとしたら、
550円くらいのお金というのも相応な感じがする。
安い飲み屋でサワー2杯弱。
友人や知人と昔のことをあーだったこーだったと話してる時間とお金。
一見無駄だけど無駄じゃないもの。
雑誌が生き残るひとつのヒントがあるかもしれない。

掲載された数あるメニューの中で一番おいしそうだったもの。
北九州・折尾の女子高生二人が食べていた特製ちゃんぽん。
一杯200円。

もしも日本経済が破綻して、俺の仕事もなくなって、
貧乏で貧乏でとっても悲しくなったりする日がいつか来たら、
この雑誌に載ってた特製ちゃんぽんと女子高生ののんきな笑顔を思い出して、
お気楽に勇気を取り戻すのかもしれませんな。


『Comfy』2008年3/1号 [2008/03]

2008年3月16日日曜日。
昨日のニュース。Jリーグ第2節、浦和が二連敗。オジェク監督辞めろの声。気が早すぎ。
名古屋のストイコビッチ監督、初勝利。今年の目標は5位以内だそうだ。
ついでにFC東京の城福監督も初勝利。今年は優勝か!? 超気が早すぎ。

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『TV&TOWN Comfy』2008年3月1日号 長野こまち発行 定価400円
◆特集「信州ラーメン Next Break」
     次に時代を制するのはどんなラーメンだろう…

甥っ子の高校受験が終わったので、約一年ぶりに故郷の長野に行く。
新幹線あさまを降りて、とりあえず長野駅前の書店『平安堂』に入る。
場所は違うが、中高校生の頃には立ち読みやら待ち合わせやらトイレやらで
とってもお世話になった地元の大型書店。
わりと人が多い。ちょっと安心。

というわけで雑誌を探す。地元のヤツ。
高校時代に発行されていた『月刊ながの情報』というタウン誌があるかなあと思ったが、
さすがに25年たっていると存在しないらしい。
変わりに立派な紙と表紙のタウン誌があった。
『Comfy』。心地よいとかそういう意味だよなーとか思いながら400円支払う。

雑誌の大雑把な作りをいうと、
後半はダダダダーっと1か月分のテレビ番組表。
これで200円くらいの価値があるのだろう。

で、前半、頭にはタウン情報、というか、ファッション情報というか、
セレクトショップが載せられていて、今月のオススメ服とかが紹介されていて、
その後には各セレクトショップ一押しのグッズの通販コーナーがある。
パソコンや携帯からでも買える通販。えっ、通販!?

ちょっと意外だったが、なるほどなーと思う。
気が遠くなるほど広い長野県ならではなのかもしれない。
長野市の店の情報を書かれても南の飯田市とか伊那市の人にはまったく関係ない。
松本市の情報を野沢温泉や志賀高原の人が読んでも困ってしまう。
吉祥寺のタウン誌に神奈川県平塚あたりの店の情報が載ってる感じ。
だから通販。
実際買われるかどうかは別にして、
雑誌の土台を支える広告収入になっているのだろう。
通販カタログ的ファッション誌とテレビ情報誌のサンドイッチ作戦。
なかなかうまいやり方だと思う。

で、その間に挟まっているのが今号の特集。
テーマは「信州ラーメン」。
漫画の『ラーメン発見伝』で信州ラーメンのことをやっていことを思い出す。
中身はよく読んでないので覚えてないけど。

で、読んで、驚いた。
「うまそう!」
「そそられる!」
「一度は食べてみたい!」
というラーメン特集において当たり前のような感想が、読んでもまったく湧いてこないのだ。
いや、これは誌面作りの失敗とかではなく、
どうも編集サイドの狙い通りである……という気がする。

実際、ラーメンの写真&印刷がぐっと来ないせいもあるのだが、
なによりも
「このラーメン食ってうまかったんだーーーーーー!!」
というようなことがまったく書かれていないのだ。
じゃあ、何を書いてあるんだ? ということになる。

理念である。

まず大前提なのが
「信州ラーメン」という名のご当地ラーメンのようなものはない、ということ。
そんなラーメン未発達の地で、
「信州ラーメン」をおいしく進化させようとがんばってる職人たちがいる。
彼らはラーメンを愛し、そして信州を愛している。
そんな彼らが未来を探して、新しいラーメンに挑戦してみる。
で、できあがったのがこのさまざまなラーメン。

もし読者のあなたが、ラーメン好きならば、一度食べてみたらどうだろうか。
きっと職人の心意気に打たれて、信州のことが好きになるはずだ。
もし読者のあんたが、信州好きならば、一度食べてみたらどうだろうか。
きっと「信州ラーメン」の未来を感じて、信州に希望を抱くはずだ。

そういう理念をとうとうと述べているのが今号のラーメン特集なのだ。

いやあ、自分も長野で18年間育ったんで、知ってはいたんだけど、これほどまでとは。
長野県の人は、理想や理屈が大好き。下手したら三度の飯よりも好き。
汚いことに手を染めて、泥んこ道を進みながら現実的に生きるより、
貧しさに耐えて、いや貧しさを糧にして、理想を語って生きていく。
だから、田中康夫を平気で知事に二度も選んじゃうし、
一瞬総理をやった羽田元首相は省エネスーツとか着て自慢げな顔ができる。
そういう長野県民的特質には気づいてはいました。
もちろん、自分自身の中ににも。

べつに、理念を大切にすることは悪いことじゃない。
もちろん理想を掲げることも大事なこと。
人それぞれ、自分がそれでよければそれでいいことだし。
ただ、焼肉とか、セックスとか、ギャンブルとか、
もう理屈じゃ制御できない自分ってのもいると思うのよ。自分の中に。
そういう自分ってわりとみんな好きでしょ。
だから、ラーメンとかは理屈にしないほうがいいかなと。
医者からメタボだと言われているのに、
欲望についつい負けて食べて、反省して、その繰り返し。
そういう現実こそが、おいしいんですよ。
生きてる実感があるというか。

甥っ子には、高校卒業したら、ぜひ一度は長野を離れて、
東京とかに出てきて一人暮らししてほしいなと思いました。
まだ高校に入学できるかどうかも決まってないので超気が早いんですけど。


『日経ヘルス』2008年4月号 [2008/03]

2008年3月5日水曜日。
本日のニュース。4歳牝馬アドマイヤキッス、腸ねん転で死亡。
アメリカ大統領民主党予備選。ヒラリーがテキサス州の接線を制し、生き残る。

先月に三鷹市の健康診断を受けて、
で、血液の中性脂肪の数値から腹部エコーの検査を受けることになり、
「あーこりゃ脂肪肝だね」と言われ、
で、フィットネスクラブに通うことを軽く進められ、
そんな中でコンビニで買ったのがこの雑誌。

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『日経ヘルス』2008年4月号 発行/日経BP社 定価580円
◆特集<永久保存版>「太らない! 正しい体の作り方」

間違えました。
もっとちゃんと表紙を見るなり、
恥ずかしがらずに中身をチェックするべきでした。

この雑誌、健康志向の現代人すべてに向けているのかと思いきや、
完全に女性向き。
雑誌名の上に
「もっと健康に、もっと美しく!」
と書いてあるじゃあないですか。ぐああ。
俺が美しくなってどうするんだ!?

創刊して10周年だそうです。
で、今号は10年やってきてわかったことがまとめて載ってる感じで相当お得。
今まで買ってきた人はちょっと残念かも。

で、全般的な言い分としては、
「毎日ちょっとだけ気を使うだけで、ほら健康、ほら美人になりますよ!」
ということなんだけど。
5秒ストレッチとか、食事とか、マッサージとか、美白手入れとか、
ちょっとした隙間の時間にできることが、まあいっぱい書かれているわけ。
で、読んでるうちに、
それ全部やってたら一日使っちゃうんじゃないのかもしかして!?
アーンド
それ毎日やるのって相当エネルギー必要なんじゃないのもしかして!?
という疑問が湧くわけですが、
女性の多くは、
なーんにもしなくても、気持ちだけはずーっと自分の美容のことを考えているわけなんで、
だったら、実際にやるやらないは関係なく、
生きている限り“自分美”のためにエネルギーを使ってるんだから、
そもそも矛盾を指摘することが意味がないっていうか、
黙って読んで、
ダイエットとか食事改善とか、やってみたり止めてみたりすればいいだけなわけで。

とりあえず、5秒ダイエットのストレッチだけはここんとこ続けてます。
果たして、俺は美しくなれるのかーーーーーー!?

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