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『藤田伸二の男道』 [2009/10]

明日は天皇賞・秋。
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競馬のレースで好きなレースは
ダービーと桜花賞なのだけれど、
思い出深いレースと言えば天皇賞・秋になる。

メジロマックイーンの降着。
サイレンススズカの事故。
エアグルーヴの美しい強さ。
去年のウオッカとダイワスカーレットの接戦。

などなど、レース自体にも思い出が多いのだが、
実は前の晩に飲んでいた酒のことが
わりと心に残っている。

残念ながら、競馬ファンが少なくなり、
酒場で競馬の話題が語られることが少なくなってきた昨今、
前夜の思い出はだんだん薄いものになってきてはいるが、
それでも夜、街に出たくなる。

藤田伸二騎手のブログ『男道』。
競馬関係者のブログは、
勝負に生きる人たちのためか、
はっきりしゃべってくれて面白いものが多いが、
その中でもとびきり面白い。

明日の天皇賞では、
苦難の道を歩んできた馬、
シンゲンに乗って「天皇賞ジョッキー」を目指す。

勝って、関係者の苦労を思う顔か?
惜しくも負けて、悔しさを噛みしめる顔か?
それとも惨敗して、明日を誓う顔か?
俺が見たい『男道』な顔はどれだろう?

そんなことを考えながら、これから街へ出発。
今日は友人の結婚パーティー。
気が強い新婦の『女道』を見てこようっと。


武者小路実篤記念館 [2009/10]

昨晩、吉祥寺で飲んでいたら、
不動産会社に勤める友人が上司を連れてきた。
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営業部長。
背の高いカッコいい部長は、ずいぶんできあがっていたが、
何度も繰り返し俺に語りかけてくれた。

「文を書く人には、仙川の『武者小路実篤記念館』に行ってほしいんだ!」

というわけで、
お昼過ぎに自転車で子供を連れて行ってきた。

『実篤公園』と名づけられた武者小路家の庭を通り抜けて、記念館に入る。
入場料、大人200円。
小さな記念館だが、ゆったりとした気分になれる。
あのカボチャとかの絵や言葉が書かれた色紙もある。
生涯を追った15分のDVDを観れば、
武者小路実篤の思想と人生に触れることができる。
長男はカボチャとどんぐりの絵を描いた。


帰りに<実篤柄>の缶に入った飴とチョコを買って、
なめながら自転車に乗っていると中学生時代を思い出した。

中学生の頃、武者小路実篤の小説にちょっとハマっていた。
『友情』とか『眞理先生』とか。

内容は全然覚えていないが、
ハマっていた時の気分は思い出した。

誰かに何かを伝える、語る。
それってすげえ難しいことだけど、
何かが伝わるって信じていることがなんかカッコいいんじゃないかなー、
小説を読みながら、そう感じていたのだ。

言葉の力。
音楽とか絵とか、なんでもいいんだけど。

友人が食べた晩ごはん。
営業部長の青春時代。
明日から無職になるヤツ。
夫婦に関する何気ない告白。
そんなこんながわりかし大切で「日々是好日」。

でかした!
夜、すげえうれしいメールが来る。
遠くで暮らしている友人が、ついに妊娠したとのこと。
15週目。
来年の5月くらいだろうか。
元気な赤ん坊が生まれてくる日が楽しみだ。


藤田俊哉『日記』 [2009/10]

カーカーカー、カニカニカニ。
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2歳2ヶ月の次男を連れて井の頭動物園に行った。
2時間ほどかけて一回りしてきて、
入り口近くの売店で、子供の昼飯を買う。

カニパン100円。
ドーナツ40円。
ウルトラマングミ100円。

ドーナツとカニパン一匹半を食べたところで、
時間がなくなったので、
足が4本残ったカニパンを次男に持たせて出口へ歩く。

「カー」

振り返ると、
次男が唖然とした顔で立ち尽くしている。
その1メートル横で、
カラスが半身のカニパンをくわえている。

手から奪われたのだ。

バサバサバサバサ。
他のカラスがやってきたとたん、逃げていく盗人カラス。
怒りとショックと悔しさで泣き出す次男。

「カーカーが! カニカニを!」

日本人のサッカー選手の中で、
一番好きなミッドフィルダーは、ジュビロ磐田時代の藤田俊哉だった。
冬に手袋をしてプレーしている姿は
なんとなくミッキーマウスに似ていて、
テレビを見ながら「お、ねずみ、すげえ!」と叫んだりしていた。

その藤田俊哉は今年から、
ロアッソ熊本でプレーしている。
2004年から書かれているブログを読んでいると、
プレー自体を描いているわけではないのに、
なぜか目の前にグラウンドが広がってくる。

息子さんよ、
カラスにカニパン獲られたからって
いつまでも泣いている場合ではない。
インターセプトされたら取り返しに走るのだ。

隣りには福西と名波が走っている。
前には中山と高原が待っている。
メソメソしてるとドゥンガに怒鳴られるぞ。






『Number』ツー [2009/10]

競馬特集とは別に、
今号の『Number』で面白かったのが
女子サッカー選手、阪口夢穂(みずほ)の記事。

北京オリンピック、なでしこジャパンのボランチとして活躍、
一番好きになった選手、阪口の昨日・今日・明日。

その表情が面白おかしく豊かに描かれていて、
読むともっと好きになる。

馬じゃないけど彼女も「戦慄の名牝」なのだと思った。
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『Number』 [2009/10]

久しぶりに『ナンバー』を買って読んだ。

競馬の特集。
今度の日曜、毎日王冠に出走するウオッカが表紙。
「戦慄の名牝」がサブタイトル。

こんなもんだったっけ…。
正直、あまり面白くなかった。

スポーツの世界で生まれた物語を、
美しい写真といっしょに楽しむ雑誌、
それが『Number』だと思う。

今号も、その物語が次々と語られていくのだが、心に届いてこない。
感情移入できないのだ。

あらゆるスポーツの中で、
競馬は最も感情移入できるスポーツだと思っている。

百円でいい、
一枚の馬券さえ持っていれば
誰でもドラマを感じることができる。
その点に関しては恐ろしく平等。
金持ちだろうが貧乏人だろうが、
馬鹿だろうが利口だろうが、
物語を生み育てることができる。

今回の『Number』でも、
確かに物語が語られていくのだが、
それはあくまで関係者の物語を追っているに過ぎず、
記者やカメラマンの物語は感じられない。
そして、競馬ファンがそれぞれ抱いているだろうドラマと
リンクしているグルーウ゛感に乏しいのだ。


記者の顔ぶれが変わらない、
切り口が紋切り型、
馬の表情に肉薄していない、など
いろんな理由はあるんだけど、
一番のポイントは、
雑誌自体が競馬の楽しみを限定せざるをえないことだと思う。

ディープインパクトというヒーローが誕生し、
ウオッカが信じられない強さを見せつけて、
競馬ファンが少しは増えたとしても、
愛や憎しみや涙や笑いが語られにくい時代。

競馬自体もどん詰まり感がある。

そんな中で、倒産した早田牧場の物語は面白かった。
今週は府中に行こうと思う。
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『エビスのシネマミシュラン』 [2009/10]

久しぶりに深夜、編集部に行って仕事をした。
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子供ができる前、
20代や30代前半の頃はしょっちゅうあることだったのだが、
ここ数年は夜中に仕事に出かけることが少なくなっていた。
で、久しぶりにしてみると、なんだか楽しかった。

風邪を引いて熱でふらふらしていたんだけど、
精神的にはふんわり元気になった。

夜10時くらいにうちを出て、
11時くらいから編集部で仕事をして、
早ければ終電で帰るし、
余裕があればビール飲んでラーメンでも食べてタクシーで帰るし、
いっぱい仕事があれば朝まで仕事をする。
何泊も続けて、1週間くらい帰宅しないこともわりと普通だった。

深夜12時前。
そのくらいの時間の編集部は、
ギリギリの締め切りに追われていることは少なく、
なんとなくのん気な感じ。

酔っ払ってる副編とか、怒り気味の編集長とかもいないし。

のん気、
というぼやーっとした状態には
実は実は底知れぬパワーを秘められていることを
思い出した。

泣きそうなくらいギリギリ追い込まれて
原稿を書いたり、入稿作業をしたりしている時、
のん気な人間だけが凍りついた状況を突破する。
何度も救われたことがある。

蛭子能収のブログ『エビスのシネマミシュラン』は
映画評というか映画を観た感想が中心のブログ。

ご本人はどう思ってるかわからないが、
そののん気さがたまらなく説得力を持っている。

こういう人になりたいな、と
思っている人は多いんだろうな、と思う。




『月刊!スピリッツ』 [2009/10]

わかんねー。

先々月から小学館が発行し始めた新漫画雑誌、
『月刊!スピリッツ』を二号連続で読んだ。

スピリッツで楽しみにしてた『ヴィルトゥス』の新章や、
羽生生純の連載もあって、読んで損な感じはしないのだが、
この雑誌を、
どんな人がどんなつもりで買うのかがわからなかった。

おんなじ小学館には厚い月刊誌が他にもあって、

『サンデーGX』はメディアミックス若者オタク系、
『ゲッサン』は少年サンデーの時空異常バージョン、
『IKKI』はスピリッツ伝統の新感覚サキドリ自由応援隊、

みたいな役どころがあって、
読者の顔もなんとなくは見えてくるんだけど。

エロなのかエッチなのか助平なのかも微妙な月スピ。
今回は編集に送ってもらったのだが、
次号は買って読んでみようと思う。
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