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ダービー [2012/05]

今日はダービー。
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そして、昨日は運動会。

長男が通っている小学校は5月に運動会がある。
いずれ次男もここに通うとすると、
去年から9年間は

「ダービー前日に運動会がある」

という可能性が強い。

自然、馬券にもその影響が出てくる。


初めて観戦した去年に引き続き、
今年もまた泣きそうになった。

まず午前中、
5,6年生による騎馬戦でハートが温まってくる。

特に女子の大将狙い対決は燃える。

「いっけー!」

気合のこもった雄叫びを聞きながら、
闘志というものは
ホントに人間の魂を光らせるものなんだと
感嘆する。

そして、
運動会の終わり近く、
6年生による組体操が行われる。

最初は2人組。
そして、3人組、4人、5人、6人……と
組む人数が増えていって、
最後には全員による巨大ピラミッドが作り上げられる。

今年は、
のっぽとデブという絵に描いたような2人組が
目の前で演じるところから始まった。

それぞれの個性を生かし、
カバーしたりしながら演じていく。

うまくできたときに見せる
サムズアップ、
親指を挙げて見せ合っている必死な形相の笑顔が
たまらなかった。

最後に作り上げられた
『ナウシカ』のオームのような
巨大ピラミッドを見上げながら、
人間の意志というものに喝采を挙げた。


今年のダービーは
ヒストリカルを狙ってみようと思っている。

ディープインパクト産駒とは思えない
個性的な顔、
そして、走り方が好きだ。

母父ノーザンテースト。

その名の通り、生産牧場の“歴史”を感じる。
そして、
勝ちたいという“闘志”と“意志”を感じるのだ。

「いっけー!」



『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 [2012/05]

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』をDVDで観た。
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観ながら、
あだち充の漫画『みゆき』を思い起こしていた。


『みゆき』だけではなく、
あだち充の漫画はだいたい
“家族”を描いていると思っている。

青春ラブコメ……
スポ根胸キュン……

そういう衣装に身を包んでいて、
ま、そっちのほうが読者にとっては
美少女のハートを狙う気持ちで読めてうれしいわけだが、

ストーリーの下敷きには、

「“家族”っていったいなんなんだろう?」

という問いかけが隠してある。

『みゆき』なら、
「血がつながってないとやっぱ家族じゃないの?」

『タッチ』なら、
「兄弟ってのが実は一番の敵なんじゃない?」

『陽あたり良好!』は
「いっしょに住んじゃえば家族同然じゃない?」

『虹色とうがらし』などは、
「ルーツ探しを通して、ホントの家族になろうぜ!」
的な家族育成旅物語である。


ほかの作家の漫画にも
『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』、
『天才バカボン』に『ダメおやじ』、
『ひまわりっ!』に『毎日かあさん』など、
人気家族漫画はもちろんあるのだが……

“家族”というものに対するこだわり、
隠された欲望が眠っているのは、
あだち充作品と
そして、楳図かずお作品だと思っている。


映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の主人公、
ダニエル・プレインヴューは“掘る男”だ

まず、金(きん)を掘る。
手にした342ドルを元手に石油を掘る。

地中に眠る“家族”を探し求めて。

だから、孤児を自分の息子として育てる。
突然現れた腹違いの弟をパートナーにする。

だが、
人間を信じられず、
愛情というものの力を信じ切れない男は、
一度は“家族”だと決めた息子と弟を
最後まで“本物の家族”と信じ抜くことができず、
結局、
自分から切り捨ててしまう。

あまりにも“家族”を渇望しすぎていて。

そして、最後には
自分自身とよく似ている偽預言者--
義理の甥っ子という“家族”になった上に
自分のことを「ブラザー」などと呼ぶ神父--
イーライ・サンデーの
脳天をも掘り起こすのだ。

自分の脳天を掘り起こすように。


なんと切実な欲望だろう。
なんと激しい渇きだろう。


「家族っていったいなんだろう?」

そんなことなどまったく思わずに
日常を送っている俺は
やっぱしあわせなんだろうなーと
のんきに思った。

そんで、
家族という難しいテーマを
のんきな顔を見せながら描き続ける
あだち充という漫画家に対して、
やっぱすげーなーと思うのであった。




オークス [2012/05]

長男の自由帳を見たらパラパラ漫画が描いてあった。
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4コマのみ。

猫みたいなものが
バラバラになっていく。

もしくは
バラバラの猫がくっついていく。

そのはじに文字。

バ・ラ・マ・ガ。

バラマガ?
それとも
ガマラバ?

どちらにしても意味不明。


今日はオークス。

桜花賞の上位馬をとるか、
別路線組をとるか、
その辺で人気が分かれている。

個人的には
愛嬌たっぷりの顔を持つジェンティルドンナと
青毛でキュートなヴィルシーナの
桜花賞1着2着を買いたいと思っていて、
その中に入るもう一頭を探している。

桜花賞3着のアイムユアーズか、
フラワーカップが強かったオメガハートランドか、
フローラステークス楽勝のミッドサマーフェアか、
ハーツクライ産駒のサンシャインか。

長男の4コマをにらんでいて、思った。

バラマガ?

これは

「バラ馬が」来る!

というサインではないか。

あやしいのは
ワンフォー“ローズ”の娘、
キャトルフィーユ。

とりあえず単勝は買ってみようかと思っている。

『スティング』 [2012/05]

「お客様は神様じゃない、
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 お客様は“王様”なんです!」

昔、レストランでバイトをしていた時に
店長がよく言っていた言葉。

もしも“神様”なら、
お店で働いているこちらの事情や気持ちも考えてくれるし、
少々のサービス不足も笑って許してくれる……

だけど、お客は“王様”だから、
ワガママだし、
気まぐれだし、
欲深いし、
何か気に入らないことがあればさっくり首をはねられてしまうので、
みなさん、全力でサービスしてくださいね!
という趣旨の言葉。

深夜、ケーブルテレビで
映画『スティング』を観ながら
この言葉を思い出していた。


『スティング』はホントによくできた映画だと思う。
これぞ娯楽。

観客という“王様”に対して、
おいしそうな食材=友情の詐欺バトルというテーマを提示、
美しい盛り付け=素晴らしい俳優の表情を見せながら
いっしょにハラハラドキドキさせて、
そして、ラストでは
見たことのないお宝料理=どんでん返しを食べさせてくれる。

しかも、
シナリオ=メニュー構成が上手、
わかりやすいが納得感のある伏線を味わうことで
“王様”はもう一度食べたくなるし、
時には、まるで自分が仕込んだ伏線であるかのように
感じたりもする。

うらやましい仕事っぷりである。


ライターの仕事の場合、
すべては読者=“王様”のためにとはいかない。
まあ、俺だけかもしれないが。

特に、インタビューなどの取材記事の場合、
「読者に喜んでもらう」
という気持ちは5割くらいになる。
で、残り5割の内、
3割くらいを取材対象者への配慮やサービスにあてる感じになる。

例えば、読者が喜ぶからって
タレントから聞いた話をなんでも書いてしまうわけにはいかない。
逆に、
タレントの言いたいこと、伝えたいことばかりを載せても
それでは固定ファンだけのものになってしまう。

この塩梅を計るのに、実はかなりの労力を使っている。
ケースバイケースだし。


また、残り2割で
雑誌・編集部にとっての利益を考える必要もある。

例えば、巻頭のインタビューなんかでは、
その号の目玉になるわけで、
この雑誌はこんなことを発信してますよー、
とか、
この雑誌はこんなコンセプトでがんばってますよー、
とか、
雑誌側のメッセージを記事に盛り込む必要がある。

理解のある編集部の場合だったら、
この雑誌にはこんな風な未来を創ってほしい……
という新たなメッセージを、
外部の者として出版社側に提案する気持ちだって実はある。
こっそりとだけど。


ま、こうやって複数の相手を想定して、
満足してもらうように仕事するのは大変なことだけれど、
逆にやりがいもあるし、面白いし、
相手がぐるぐる入れ替わるので、
一生飽きることはない仕事だとも思う。

ただ、『スティング』みたいな、
100%観客のことを思って作られたような傑作を観ると、
ちょっと嫉妬してしまうのだ。

もしかしたら監督と脚本家がぶつかったかもしれない。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが
殴り合いをしたかもしれない。

だが、たとえそんなことがあったとしても、
最後は、
“王様”を喜ばすために、
全員で総力をあげて闘い抜いたのだろうなーと感じる。

そういうストーリーでもあるしね。

いつか子供にも観てほしい映画なのだが、
その時には
バイト先で覚えたハンバーグの作り方も
いっしょに教えてやりたいと思う。



ヴィクトリアマイル [2012/05]

今日はヴィクトリアマイル。
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春競馬、G1戦線にAKBが参戦している。

会員登録していないのでよくわからないが、
『AKBガチ馬バトル』という企画で、
この春のG15連戦を予想して、
成績がいいと秋のCMにピンで出るらしい。

AKBというのは、
どちらかというと貧しい女性、
もともと“持ってない”女性が
努力と根性でのし上がっていくという物語が
そのコンセプトだと思う。

実際に彼女たちの人生がそうであるかは別にして。

となると、
選ばれし牝馬たちによる女王決定戦のオークスよりも、
このヴィクトリアマイルのほうが
AKBにふさわしいレースだと思っている。

普通に考えると、
無冠の女王、ホエールキャプチャが
ついにここでセンターに輝く……
というのが
AKBらしいドラマなのだろうが、
もっと気になっている馬が3頭いる。


一頭目、マイネイザベル。

AKBというのは、
投票がナンバーワンを決めるシステムだと思う。
たぶん。
つまり、競馬で言えば、
レースでの結果より、
単勝1番人気になったものが勝者ということだろう。
で、このマイネイザベルだが、
実はいままで単勝1番人気になったことがない女子なのである。
こんなコこそ、
AKB的G1にふさわしいのではないか?


二頭目、フミノイマージン。

この馬は一度、1番人気になったことがあるが、
10戦目の遅咲きだった。
そして、努力を重ねて来て24戦目、
今、センターの座に就こうとしている……
というのもイイ話しな気がする。


そして三頭目、アニメイトバイオ。

この馬も単勝人気の歴史を見ていくと
まあ、かなり“持ってない”女子ではあるのだが、
それ以上に気になるのは名前。
アニメイト“北村騎手”バイオ。
“AKB”なのだ。

上の三連単が決まったら、
まあ、いい配当になるだろうなーとか思いながらも、

AKBを卒業した
前田敦子=アパパネと、
人気だったらナンバーワンのドナウブルー、
超良血マルセリーナに
お嬢様のアプリコットフィズ……

あたりで結局上位を占めちゃったりするのが
キビシイ現実なのかもしれないなー。


『ジョーズ』 [2012/05]

深夜、そろそろ寝なきゃなーと思ってたら、
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ケーブルテレビで
映画『ジョーズ』がやっていたので最後まで観てしまった。

前半はパニック映画。

とにかく、登場人物を動かすか、
カメラを動かすかして、
臨場感を出していく。

でっかいサメがやってきて人を襲う……

というなんてことない話なのに、
長回しを利用しながらカメラと人物をバリバリ動かし、
サスペンスをぐんぐん盛り上げていく。

「サメが来たなら海に入らなきゃいいじゃん」
そう言ってられなくなる。

ベテランのサメハンター、
ロバート・ショウ演じるクイント船長が言う。

「サメは何でも飲み込んじまうんだ」

ほほう、と思いながら、連休を思い出す。


今年のゴールデンウィークは
いろんな肉や魚を食った。

茨城の牧場で
ダチョウのBBQにソーセージにハンバーグ。

ひたちなかでタコ、イカ、カニ、タイなどのしゃぶしゃぶ。

福島の牧場でラム肉のBBQ。

猪苗代のコテージで鶏ももと鶏手羽に、焼きハマグリ。

松本城の近くで馬肉づくし。

伊那の山奥で鹿肉とイノシシ肉にホルモン刺し。

サービスエリアで山賊焼き。

まるでホオジロザメになったような連休だった。


『ジョーズ』は後半、
海洋アドベンチャー・バトルロマンに変わる。

サメが思いのほかでっかくて、
くそやばい気分になる中、
船の向こう側を流れ星が流れていく。

退治するつもりが、逆に
退治されそうになりながら、
三人の男たちの生きざまに感情移入させていく。


ゴールデンウィークが終わって一週間、
やっと疲れが抜けてきたところだが、
『ジョーズ』を観ていたら、
またどっか旅に行きたくなってきた。

ホウジロザメのブルース君よ、
今度は何を食えばいいいかしら。







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